一問の解き方を、別の教科へ。
型は答えを自動で作る公式ではありません。問題文の条件と根拠を入れて初めて使えます。同じ型を違う教科で練習し、「どこを見るか」を自分で説明しましょう。
2026年度の問題別解説へ理由を説明する
使う合図:なぜ・理由・どうして、と聞かれたとき
- まず「何の理由か」を一つに絞る。人物の行動か、実験結果か、産業の立地かを丸で囲む。
- 結果より前にある原因を探す。国語なら発言・行動、理科なら変えた条件、社会なら地形・気候・制度が候補。
- 原因と結果を「そのため」でつなぐ。矢印の途中に必要な仕組みを一つ入れる。
- 設問の文末に合わせる。「なぜ」には「〜ため」「〜から」で答える。
理科:水に沈めた→酸素を十分取り込めない→発芽しにくい。社会:人口が多い→国内で多く消費する→生産量ほど輸出量が多くならない。
使いすぎに注意:同時に起きた事実だけでは原因とは限らない。本文・実験条件にない理由を足さない。
型を試す
「影が長くなったのは夕方だから」だけで十分?
考え方を確認
二つを同じ観点で比べる
使う合図:一方・しかし・AではなくB・変化の前後
- 比較する二つに名前を付ける。人・時期・実験条件を取り違えない。
- 同じ観点の欄を作る。「どう感じるか」と「何を食べたか」のように違う観点を比べない。
- 共通点を除き、違う点を言葉にする。
- 結論は「Aは〜だが、Bは〜」と二つの主語を残す。
国語2026大問5:プロの調理は雑味を除く。一方、筆者が共感する料理観では、素材に元々ある味も大切にする。
使いすぎに注意:筆者が一部に疑問をもつことを、全体の否定と読み替えない。
型を試す
乾いた綿と湿った綿で発芽を比べるとき、温度も変えてよい?
考え方を確認
資料から証拠を取り出す
使う合図:本文から・図から・表を見て・読み取れること
- 資料名、対象、時期、単位を確認する。国語なら誰の発言かを確認する。
- 問いに合う箇所だけに線を引く。グラフは横軸と縦軸の両方を見る。
- 見えた事実と、自分が知っている知識を分ける。
- 根拠を一つずつ答案に対応させる。答えの中に根拠のない部分が残れば削る。
貿易相手国を比べるなら輸出だけで決めず、設問に合わせ輸入も合計する。国語の心情なら表情・発言・行動を証拠にする。
使いすぎに注意:「資料から」と指定されているとき、資料にない有名な知識だけで答えない。
型を試す
グラフの線が上がった。必ず実際の数量が増えたと言える?
考え方を確認
選択肢を条件に分けて消す
使う合図:正しいもの・誤っているもの・すべて選ぶ
- 正/誤、選ぶ個数に丸を付ける。
- 長い選択肢を「主語」「内容」「理由」「限定語」に分ける。
- 本文や資料と違う一箇所を指摘して消す。全て・必ず・だけという強い限定も確認する。
- 残した候補の根拠を確かめる。消去だけで決めず、問いへの答えになっているか戻る。
「晴れの日は光合成のために松かさが開く」は、天気は合っていても、種子を飛ばすという働きと違う。
使いすぎに注意:知っている語が入っているだけで選ばない。国語の「ふさわしくない」を見落とさない。
型を試す
一つの選択肢に正しい説明と誤った説明が混ざっていたら?
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変化を図・式にする
使う合図:増減・比例・途中で折れる・同じ量が残る
- 変わらない量を先に書く。食塩、水槽の容量、実験の石灰石の量など。
- 増える量・減る量・最初の量を分ける。
- 式の各数値に意味を付ける。「300÷50」は50gの何倍かを求めている。
- 求めた値を元の条件に戻す。単位・上限・区間を確かめる。
ばねの長さ=元の長さ+伸び。行列の減少=受付人数−新しく加わる人数。
使いすぎに注意:比例が成り立つ区間だけで使う。反応相手がなくなった後も直線を延ばさない。
型を試す
50gで2cm伸びる、元15cmのばね。100gなら長さは30cm?
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記述答案を組み立てる
使う合図:字数以内・説明しなさい・指定語を用いて
- 誰の何を答えるか、字数、指定語、文末を先にメモする。
- 必要な要素を2〜3個に分ける。原因+結果、前の考え+後の考え、事実+意味など。
- 本文の重要語を残して要素をつなぐ。書き始め・書き終わりが与えられていれば重ねて書かない。
- 字数を数え、主語のずれと理由の飛躍を点検する。
2026国語大問5問4は空欄だけが40字以内。「僕」は内心では、という印刷済みの部分を答案に繰り返さない。
使いすぎに注意:型に合っていても、材料が本文と違えば正答にはならない。
型を試す
「〜と感じていたから」が解答欄の後に印刷されている。空欄末尾は?