都立富士附属 2026年度
以下は公式PDFへのリンクです。解説・知識分類は未作成の範囲があります。○△×は一括記録表で入力します。
適性検査・適性検査Ⅰ
前後の文法に合わせ二箇所を原文から抜く
解き方を開く|条件付き抜き出し・前後の文法に合わせ二箇所を原文から抜く
出典 公式問題PDF p.8、公式解答例PDF。問題を見る・解答例を見る
知識ポイント 条件付き抜き出し › 前後の文法に合わせ二箇所を原文から抜く
初見の方針 アは「言葉にはならない」の目的語、イは「を」の後の動作。工藝の説明直前を探す。
線を引く/データを見る場所 文章1の「言葉にはならないけれど」から「それこそが工藝」までに線。
段階ヒント(先に自分で考える)
- アは何を言葉にできないか。
- イはその何かをどう表すか。
- 「アをイこと」を続けて読み、字数を確認。
解答への手順
- 本文で「言葉にはならない」のすぐ後を探す。
- 目的語と動作を分ける。
- 五〜十字、十〜十五字を数えて原文のまま入れる。
模範解答・答案例 ア:真実の世界/イ:具体的な形と色に置きかえる
確認 公式解答例p.1の問題1と一致。
よくあるミス 「感動の海」を選ぶと、工藝の営みを説明する文につながらない。
次も使う型 二つの抜き出しは名詞(何を)と動作(どうする)を先に分ける。
タイムマシンを過去と未来の二方向にほどく
解き方を開く|比喩の説明・タイムマシンを過去と未来の二方向にほどく
出典 公式問題PDF p.8、公式解答例PDF。問題を見る・解答例を見る
知識ポイント 比喩の説明 › タイムマシンを過去と未来の二方向にほどく
初見の方針 「タイムマシン」をそのまま言い換えず、過去の学者と未来の新しい発想を探す。
線を引く/データを見る場所 文章2のアインシュタインの黒板、湯川黒板、未来の考え方の段落に線。
段階ヒント(先に自分で考える)
- 黒板で過去の誰につながるか。
- 黒板から未来へ何が生まれるか。
- 「〜たり、〜たりできるから」にまとめる。
解答への手順
- 過去方向:残された黒板から昔の学者の思考に触れる。
- 未来方向:黒板で共同研究し新しいアイデアが出る。
- 設問の文末「から」に合う理由にする。
模範解答・答案例 過去の学者とつながったり、新しいアイデアや考え方につながったりできる
確認 公式解答例p.1の問題2と要素を照合。
よくあるミス 「昔の黒板だから」だけでは未来方向の意味が欠ける。
次も使う型 比喩は本文の具体例を二つ以上集め、何が共通するかで説明する。
400〜440字作文:本文→具体例→行動→学び
作文の型を開く|必要な力と、その力をつける学校生活
問題 公式問題PDF・解答例PDF。学校の解答例では作文本文は省略されています。以下は学習用の構成練習であり公式模範答案ではありません。
本文から取る考え 文章1の探究、または文章2の共同研究・発想の広がり
作文の問い 必要な力と、その力をつける学校生活
- 冒頭:本文のどの考えを受けて、何を主張するか。
- 具体例:いつ・どこで・誰と・何に困ったか。一場面に絞る。
- 行動:その時に何をし、結果はどうだったか。まだしていないことは予定として書く。
- 結び:学んだことと、次にどう行動するかを問いに戻して書く。
この年度の具体化 力を一つ名付け、授業や委員会など一つの場面で具体的に使う
避ける書き方 あおい・かおるが既に挙げた「意見をまとめる力」「夢を見る力」だけを繰り返す
2026年度の独自答案例(架空の場面)
本文411字・3段落。自分の経験として写さず、構成を練習してください。
確認 400〜440字・本文への言及・年度固有の条件・段落・字下げを原問題と照合する。段落を変えた行の余りマスも数える。経験を作り話にしない。
適性検査・適性検査Ⅱ
小数第二位で枚数を絞り重さと金額を別々に検算する
解き方を開く|整数条件と位取り・小数第二位で枚数を絞り重さと金額を別々に検算する
出典 公式問題PDF p.6、公式解答例PDF。問題を見る・解答例を見る
知識ポイント 整数条件と位取り › 小数第二位で枚数を絞り重さと金額を別々に検算する
初見の方針 まず箱の差で硬貨だけの重さを出す。百円硬貨までの重さ表で、小数第二位をもつ種類に注目する。
線を引く/データを見る場所 空箱452.14g、全体552.64g、各硬貨の重さ、全種類を含む条件に印。
段階ヒント(先に自分で考える)
- 硬貨だけの重さは何g?
- 5円だけ3.75gで、小数第二位が5。1枚なら合計の小数第二位はどうなる?
- 例を一組作ったら「重さ・金額・全種類」を全部検算。
解答への手順
- 552.64−452.14=100.50g。
- 5円が1枚なら3.75gの末尾5は、他の硬貨(小数第一位まで)の和で消えないため、100.50gにならない。
- 一例は1円1枚・5円4枚・10円1枚・50円2枚・100円15枚。重さは1+15+4.5+8+72=100.5g、金額は1+20+10+100+1500=1631円。
模範解答・答案例 5円硬貨が1枚なら重さの小数第二位は5になるが、硬貨の重さ100.50gの小数第二位は0なので1枚ではない。例:1円1枚、5円4枚、10円1枚、50円2枚、100円15枚。合計1631円。
確認 公式解答例p.2の例と一致。重さ・金額を独立に再計算。
よくあるミス 金額1500円以上だけを確認し、重さや「全種類」を落とさない。
次も使う型 重さ・金額の整数条件は、まず末尾の位で候補を絞り、最後に全条件を代入する。
割合の違いを地形と摘み採り方の二原因で説明する
解き方を開く|複数資料の因果・割合の違いを地形と摘み採り方の二原因で説明する
出典 公式問題PDF p.8、公式解答例PDF。問題を見る・解答例を見る
知識ポイント 複数資料の因果 › 割合の違いを地形と摘み採り方の二原因で説明する
初見の方針 資料1の導入割合を比べ、資料2は地形、資料3は摘み方に役割を分ける。
線を引く/データを見る場所 資料1の鹿児島98.1%・静岡87.5%・京都21.4%、資料2の急傾斜、資料3の手摘みに線。
段階ヒント(先に自分で考える)
- 鹿児島と静岡の違いは急傾斜に注目。
- 京都は地形だけで説明できるか。
- 京都は高級茶を手摘みしている。
解答への手順
- 鹿児島は急傾斜がほとんどなく、機械を使いやすい。
- 京都では高級茶のため今も手摘みが行われる。
- 二つの理由を「地形」「摘み採り方」で分けて書く。
模範解答・答案例 鹿児島県は静岡県より急傾斜の茶畑が少なく、茶摘み機を導入しやすい。一方、京都府では高級茶を製造するため手摘みを続けているから。
確認 公式解答例p.3の問題1と要素を照合。
よくあるミス 中山間地の割合だけで機械化を断定しない。中山間地の中にも緩やかな場所がある。
次も使う型 複数資料の理由説明は「結果の表→原因資料A→原因資料B」の順に照合する。
分母をそろえて輸出割合を求め、対象別の魅力を伝える
解き方を開く|割合と提案記述・分母をそろえて輸出割合を求め、対象別の魅力を伝える
出典 公式問題PDF p.10、公式解答例PDF。問題を見る・解答例を見る
知識ポイント 割合と提案記述 › 分母をそろえて輸出割合を求め、対象別の魅力を伝える
初見の方針 (1)は各年の生産量が分母。輸出量÷生産量×100。(2)は消費者向けか業者向けか対象を選ぶ。
線を引く/データを見る場所 図2の2010年85000t・2200t、2024年74000t・8700t。図3・資料5の対象を囲む。
段階ヒント(先に自分で考える)
- 2,200÷85,000と8,700÷74,000。
- 百分率は100倍し、小数第二位を四捨五入。
- 提案は「どの魅力→誰へ→どの媒体・場所で」の順。
解答への手順
- 2010年は2200÷85000×100≒2.6%、2024年は8700÷74000×100≒11.8%。
- 例えば図3の「日本の文化・歴史」を選ぶ。
- 海外の人に届く方法を具体化する。
模範解答・答案例 (1)2010年2.6%、2024年11.8%。(2)日本の文化・歴史という魅力を伝えるため、茶道を紹介するポスターを英語などで作り、駅や観光地に掲示する。
確認 公式解答例p.3の問題2と数値・答案要素を照合。
よくあるミス 輸出量の増加率と「生産量に対する輸出割合」を混同しない。提案は「海外に広める」だけで終わらない。
次も使う型 割合は分母を問題文から先に確定。提案は「対象・魅力・伝え方・届く場所」を揃える。
面積をそろえた三例で成り立つ場合と成り立たない場合を示す
解き方を開く|対照実験・面積をそろえた三例で成り立つ場合と成り立たない場合を示す
出典 公式問題PDF p.12、公式解答例PDF。問題を見る・解答例を見る
知識ポイント 対照実験 › 面積をそろえた三例で成り立つ場合と成り立たない場合を示す
初見の方針 予想は「同じ上面積なら重いほど先に着地」。上面積が同じ組だけ比較する。
線を引く/データを見る場所 表1・2のア、オ、キは上から見た直径7.2cmが同じ。重さと着地時間に線。
段階ヒント(先に自分で考える)
- 上から見た直径が7.2cmの三例を選ぶ。
- ア→オでは重くなると時間が短い。
- オ→キでは重くなっても時間が同じ。
解答への手順
- ア0.2g・1.8秒、オ1.2g・0.8秒、キ2.2g・0.8秒を並べる。
- アとオは重い方が先に着地し予想に合う。
- オとキは重さが違うのに同時で、予想に合わない。
模範解答・答案例 ア・オ・キ。アよりオは重く着地までの時間が短い。一方、オよりキは重いのに時間が同じなので、重ければ必ず先に着地するとはいえない。
確認 公式解答例p.3の問題1と三例・比較理由を照合。
よくあるミス 形・面積の異なるAとBを比較して重さだけの効果と決めない。
次も使う型 実験の比較は「そろえる条件→変えた条件→結果」を三列で書く。
同じ80cmの追加区間だけを比べて回転後の速さを推定する
解き方を開く|差分による速さ・同じ80cmの追加区間だけを比べて回転後の速さを推定する
出典 公式問題PDF p.14、公式解答例PDF。問題を見る・解答例を見る
知識ポイント 差分による速さ › 同じ80cmの追加区間だけを比べて回転後の速さを推定する
初見の方針 全体時間は回転前を含む。180cmと100cmの差の80cmだけなら回転後の区間になる。
線を引く/データを見る場所 表3・4の高さ180cm/100cm、Aの1.9秒/1.0秒、Bの2.2秒/1.1秒に線。
段階ヒント(先に自分で考える)
- 落下距離の差は両方80cm。
- Aの時間差は0.9秒、Bは1.1秒。
- 同じ距離なら時間が長い方が遅い。
解答への手順
- 回転し始めるまでの距離は両実験で同じなので、追加80cmは回転後に落ちた区間。
- Aは1.9−1.0=0.9秒、Bは2.2−1.1=1.1秒。
- 同じ80cmに時間が長いBが遅い。
模範解答・答案例 種Bの方がおそい。180cmと100cmの実験の差は、どちらも回転後の80cmである。Aは0.9秒、Bは1.1秒かかるので、Bの方が遅い。
確認 公式解答例p.3の問題2と結論・根拠を照合。
よくあるミス 180cm全体を総時間で割ると回転前と後が混ざる。
次も使う型 前半が不明でも条件をそろえた二実験の差を取れば、後半だけを取り出せる。