2025年度 共立女子中学校 2月1日 A 国語 完全解説
出題地図
| 大問 | 内容 | 主な知識ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 漢字 | 文脈に合う表記・読み |
| 2 | 語句 | 語と説明の対応 |
| 3 | 説明的素材 | 形・膜など対象の構造を読む |
| 4 | 物語・スポーツ | 集中、予測、人物差 |
| 5 | 物語・価値観 | 大切なもの、反芻、人物の変化 |
正答一覧
- 大問1:1徒労 2郷 3芸当 4裏地 5兆候 6りきそう 7ほか 8ぶっしょく
- 大問2:1C 2D 3B 4A
- 大問3:1オ 2「もとの形」 3「うすい膜」 4ア 5エ
- 大問4:1ウ 2和泉イ・遊晴オ 3オ 4A「意識を無心にする」/B「次のラリーで生じうる可能性について検討し、行動を最適化すること」 5イ 6ア
- 大問5:1オ 2ウ 3オ 4記述 5ウ 6ウ 7オ
- 大問5問4記述:「自分にとって大切なものを反芻するように思い、そのようなものと共にあること。」
大問1 漢字
「徒労」は努力がむだになること、「兆候」は物事が起こる前ぶれ、「物色」は目的に合う物や人を探すこと。漢字帳では読み書きだけでなく、短い意味も添える。類題で同音異義語を避けやすくなる。
大問2・3 語句と構造
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- 言語知識 › 語句・文法 › 文脈・用法・慣用表現:大問2
- 読解 › 指示語・抜き出し › 指示対象・範囲・字数:大問3・問2, 大問3・問3
- 読解 › 構成・選択肢 › 文挿入・照応・内容一致:大問3
解法
- 説明文の語句対応は、語感ではなく「言い換え可能か」で結ぶ。
- 抜き出しは「何の形か」「何を覆う膜か」と、問いの主語を補って探す。
- 正答の「もとの形」「うすい膜」は、設問が求める中心語を含む最小範囲で抜く。説明を余分に足さない。
再利用する型
指示語や抜き出しは、問いの語を本文の語へ変換 → 同じ内容の一文を探す → 指定字数で切る。
大問4 物語・スポーツ場面
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- 読解 › 人物の心情 › 出来事・身体反応・本音と行動:大問4
- 読解 › 理由記述 › 目的・原因・具体的な行動:大問4・問4
- 読解 › 対比・要旨 › AではなくB・筆者の最終評価:大問4・問2, 大問4・問4
文章の軸
この大問の中心は、「無心」とは何も考えないことか、それとも次に起こる可能性を高速で整理することか、という違いである。
線の引き方
- 和泉と遊晴の発言・行動を別の記号で囲む。
- ラリー前、ラリー中、直後を縦線で区切る。
- 「無心」「可能性」「最適化」に二重線を引き、抽象語を具体的なプレーへ結ぶ。
問ごとのポイント
- 問1・3・5・6は、誰の考えかを取り違えない。選択肢の主語を本文の人物へ戻して照合する。
- 問2は人物と説明の組合せ。人物ごとの違いを一語でメモしてから記号を選ぶ。
- 問4は対比記述。Aは誤解されやすい「無心」の意味、Bは本文が示す実際の思考を入れる。
Aではなく、Bの形を崩さない。
類題の型
技能を扱う文章では、見た目の動作 → 頭の中の判断 → 結果を分ける。「何も考えていないように見える」ことと「判断していない」ことは同じではない。
大問5 物語・大切なもの
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読解戦略
- 人物が何度も思い返す対象を丸で囲む。
- 過去と現在が切り替わる箇所に縦線。
- 「大切」「共にある」など価値判断を表す語に二重線。
記述の作り方
必要なのは、単なる「思い出した」ではなく、大切なものを繰り返し味わい直す + それと共に生きる の二要素。本文の「反芻」という比喩を、心の中で繰り返し考える意味に直してから答案へ入れる。
選択肢の消し方
- 心情を一時的な喜怒哀楽だけにするものを消す。
- 本文にない将来の決意まで広げたものを消す。
- 過去の出来事と現在の理解の両方を含むものを残す。
この年度から覚える型
- 人物比較は、人物ごとの欄を作り、発言・行動・考えを一つずつ記録する。
AではなくBの記述は、AとBを同じ文法形にそろえる。- 比喩は、その動作が心の中で何を表すかに置き換える。
- 抽象語は本文中の具体的な行動と結んで理解する。
採点チェック
- 記述の主語は明確か。
- 人物を入れ替えていないか。
- 指定字数の8割以上か。
- 選択肢は「書いてある」だけでなく、問いへの答えになっているか。