2024年度 共立女子中学校 2月1日 A 国語 完全解説
出題地図
| 大問 | 内容 | 知識ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 漢字 | 熟語・読み |
| 2 | 色を表す語 | 和語の語彙 |
| 3 | 語句・文脈 | 文中での意味 |
| 4 | 物語・祖母と家事 | 人物評価、対比、抜き出し |
| 5 | 説明文・技術者 | 現場知、問題解決、要旨 |
正答一覧
- 大問1:1憲章 2痛感 3才知 4悪銭 5幕 6じょうせき 7ごんご 8よめ
- 大問2:1しろ 2あおい 3あか 4みどり 5きいろ
- 大問3:1オ 2ウ 3ア 4イ 5エ
- 大問4:1オ 2「温める膜」 3ウ 4A「ぬか袋で肌が白くなったことではなく」/B「祖母がいつも自信満々で自己肯定感が高いこと」 5エ 6イ 7「家事に対する尊敬」 8ア
- 大問5:1オ 2ア 3「技術者にとって大切な現場で問題が生じたときにそれを解決していくセンスが失われた。」 4エ 5エ 6ウ 7イ
大問1〜3 知識問題
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- 言語知識 › 漢字 › 熟語の意味・文脈で漢字を選ぶ:大問1
- 言語知識 › 語句・文法 › 文脈・用法・慣用表現:大問2, 大問3
- 「憲章」は基本原則を定めた文書、「才知」は才能と知恵、「悪銭」は不正な方法で得た金。
- 「定石」は「じょうせき」、「言語」は文脈により「ごんご」と読む表現がある。読みは熟語全体で覚える。
- 色の和語は漢字の形より音と使用場面を結ぶ。語彙カードに実例を添える。
大問4 祖母と家事
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- 読解 › 人物の心情 › 出来事・身体反応・本音と行動:大問4
- 読解 › 対比・要旨 › AではなくB・筆者の最終評価:大問4・問4
- 読解 › 表現技法 › 比喩の共通点・具体例の効果:大問4・問2
- 読解 › 指示語・抜き出し › 指示対象・範囲・字数:大問4・問2, 大問4・問7
読解の中心
表面上の美容効果ではなく、祖母の自己肯定感と家事への誇りを語り手が発見していく文章である。
線の引き方
- 祖母が自分を語る言葉を四角で囲む。
- 語り手の最初の見方と後の見方に
前⇔後を付ける。 - ぬか袋などの道具・行為は丸、そこから得た人物理解は二重線。
問2 抜き出し
正答は「温める膜」。比喩表現の抜き出しは、設問の「何のような働きか」を本文の名詞句に戻す。前後の説明まで入れず、指定されたまとまりだけを抜く。
問4 AではなくB
この問題は価値の焦点をずらす問題。
- A:ぬか袋による見た目の変化ではない。
- B:祖母の自信、自己肯定感の高さである。
外見と内面の対比をつかめば書ける。目に見える効果ではなく、人の生き方という一般化が類題にも効く。
問7 「家事に対する尊敬」
家事の手順への驚きだけでなく、その仕事を積み重ねてきた人への評価まで含む。抜き出しでは「尊敬」の対象が家事か祖母かを設問文で確認する。
大問5 技術者と現場
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論理地図
技術が制度化・分業化される
↓
現場で直接考える機会が減る
↓
問題が起きた時に解決するセンスが失われる
問3 記述
必要要素は三つ。
- 技術者にとって大切なもの。
- 現場で問題が生じる場面。
- それを解決するセンスが失われたこと。
本文の因果を保ったまま、何が/どんな時に働く/どうなったの順に並べる。
選択問題
説明文の選択肢は、主語と因果を点検する。「効率化されたから能力が高まった」のように本文と因果が逆のもの、本文の一例を全体の結論にしたものを消す。
この年度から覚える型
- 物語では、主人公の評価が変わる前後を対比する。
AではなくBは、表面的事実Aと筆者が本当に評価するBを分ける。- 説明文では「変化→失われたもの」の因果を矢印で書く。
- 記述は本文の重要語を残し、同じ意味の重複だけを削る。
採点チェック
- 抜き出しは指定字数通りか。
- AとBの対比軸が同じか。
- 「問題が生じたとき」と「解決する」が因果としてつながっているか。
- 選択肢の主語を本文と照合したか。